とことん写真

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2008年 09月 30日

雨季の晴れ間

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b0132475_1041213.jpg このセントルシアには雨季と乾季しかなく、日本のような四季はありません。雨季乾季といっても暑さがそれほど違う訳でなく、一年中日本の夏のような気候であることに変わりありません。
 でも、雨季は雨の多いせいで、雨が降り続いて、直射光の時間が短い日は涼しく感じられます。でもそれと引き換えに、普段より多めの湿気を感じますから、快適とは言いがたい涼しさです。通常は蒸し暑い日が続き、夜が寝苦しくなります。
 逆に乾季は空気が乾燥しているせいで、日陰や夜は涼しく感じられますが、昼間の日光の下では、雨季と同様とても暑く感じます。ただ、比べれば湿気は少なめです。
 今日の写真は、雨季の晴れ間の一時です。この日は風がさわやかで湿気はそんなに感じられず、雨季にしてはとても快適な日でした。そのお天気に誘われ、自宅のハーバーに出てみたら、空気の透明感が高く、対岸や空の色が鮮やかに見えています。こんな時こそ写真日和です。という訳でカメラに収めたうちの一枚です。雲の様子が雨季の晴れ間を感じさせます。あまり目立ちませんが、雲の色が水面に反射して、写真全体が明るい感じになり、さわやかさが強調されています。
 カメラはCanon PowerShot S60。発色がとても鮮やかですが、派手すぎません。色ののりが良く濃厚という感じです。この日の空気の透明感や、南国の光をうまく表現できており、雲のディテールも失われておりません。このカメラの総合性能の高さは現在でも通用するのではないでしょうか。大きさと重さはネックですが。

by yagyu-toubei | 2008-09-30 11:14 | セントルシア | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 29日

ヨット越しのタウンハウス

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 この国は現在、ものすごいスピードで観光開発が進んでいます。現地の人々でその開発の正しさを疑うものはいません。ほんのわずか、環境を専門にする知識人が疑問を投げかける程度です。
 島中央部の大西洋側、つまり東海岸にはゴルフ場を備えた大型リゾートコンドミニアムが建設されており、大規模に山肌を削っています。海に突き出た眺めのよい岬には豪華な長期滞在用のマンションが既に何棟も立っています。その近くのビーチにはマリーナが建設されます。
 この開発について、この国の環境行政の一部を預かる林野庁のコメントは、この開発は環境に大きな影響は無いとしています。確かに開発地区は保護されている熱帯雨林ではありません。また特にこの島の固有動植物種が生息している地区でもないようです。
 北米からは、この島の熱帯雨林、固有の動植物保護のための資金協力があります。これでとりあえず、しばらくは島の自然林は安泰でしょう。
 でも、雨と共に、削られた山から海に流れ出た泥水は海岸を茶色に染めています。島の32%を占める熱帯雨林さえ守れば、環境的によしとするのでしょうか。
 今日の写真は、上記の話と直接関係ないのですが、開発のために多くに人がこの島に流入しています。その人達の住居も急激に増えています。この写真のようなタウンハウスがそれです。富裕層の遊びの道具であるヨット越しのタウンハウス。現在のこの島の象徴的一場面です。
 カメラはFujiFilm FinePix F420。このカメラで撮った写真は発色がいいことから、ついつい載せたくなるのです。

by yagyu-toubei | 2008-09-29 10:38 | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 28日

雨季の晴れ間

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 日本では雨の続く6月、7月の梅雨の時期に結婚式を挙げるのは少ないと思います。じめじめした梅雨時より、からりと晴れる9月や10月に結婚式が集中するのは至極納得できます。
 この熱帯の島は、雨の多い時期を梅雨とは言わず、雨季といいます。熱帯気候ですから一年中暑く、日本で言う真夏の様な気候が一年中続き、日本の四季のような季節の違いはありません。季節は雨季と乾季に分かれ、一般的に5月から11月までを雨季としています。この間は雨が多く、またハリケーンシーズンでもあります。
 その中でも、9月は非常に雨が多く、また、ハリケーンがよく襲来する月でもあります。地元の人達には、9月は天気の悪い月として認められており、確かに今年も9月はいつも雨で、蒸し蒸しした日々が続いています。
 ところが、雨の最も多いその9月の終わりにピジョンアイランド公園で結婚式が行われていました。うまい具合に、朝まで降っていた雨が上がり、とてもさわやかな青空で、おてんとう様の、この結婚式のために特別のサービスかのようです。この天気のあまりのさわやかさに、思わず写真を撮ってしまいました。
 ところで、この時点で、既に結婚式はクライマックスを迎えていたのですが、参列者が未だにぽつぽつと集まっていました。この国らしい一場面です。 
 カメラは、Nikon CoolPix E5000。古いカメラですが、当時のフラッグシップだけあり、写りの良さは流石です。

by yagyu-toubei | 2008-09-28 10:15 | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 27日

南国のお似合い

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 ピジョンアイランド公園には、様々な遺跡が沢山あることは既にご紹介しました。その遺跡のほとんどが崩壊するままになっており、このまま放置すれば、来世紀を待たずに地上から消え去ることはほぼ間違いありません。その遺跡の崩壊の原因は長年の風化による構造的疲労で自重に耐えられなくなり、落下するのがほとんどです。でも、そのほかにも原因があります。それは植物による侵食です。
 そこに落ちた種はなんとしてでも芽を出そうとし、わずかな土と水さえあれば、たとえどんなにゆっくりでも成長します。この木の生長は目に見える部分だけでなく、目に見えない地下でも根が日々大きくなります。この根の力はとてつもなく強く、どんなに重いものでも、わずかずつ時間をかけて押し上げてしまいます。
 こうして根が成長すると、建物の土台をいびつにし、その上に乗る建物が傾き、垂直以外の余計な力がかかることから、いずれ崩壊は免れません。遺跡の建物の周りだけでなく、建物の中や、壁の上にまで木が生長している遺跡がありますが、この植物による遺跡の侵食被害は深刻です。
 今日の写真の遺跡は、私が見る限り、他に比べて比較的新しく、また、近くに大きな木が育ってないことから、植物による侵食が進んでおらず、原型を保っている数少ない遺跡の一つです。更に、構造的にも低いことから影響を受けにくいため、今後も長持ちするでしょう。
 この遺跡にオレンジのブーゲンビリア、南国の島の組み合わせとして、とてもお似合いです。
 カメラはFujiFilm FinePix F420、小さなカメラですが、とてもいい発色で、解像度も満足でき、いつまでも手放せないカメラの一つです。

by yagyu-toubei | 2008-09-27 11:27 | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 26日

蒸し上がりロブスター

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 昨日予告したとおり、ロブスターの蒸し上がりです。昨日の写真と比べるまでも無く、ロブスターの色が全く変わっています。とても綺麗な朱色で、食べた後の殻を捨てるのが惜しいほどです。ですから綺麗な殻が残るように解体しながら食べ、残った殻をを丁寧に洗い、直射日光で乾かします。こうして殻は立派な置物になります。ですから食べる時に細心の注意を払いながら中身を取り出します。これが結構難しいのです。
 それはなぜか、 ロブスターは体中とげだらけです。このとげに刺さらないようにしなくてはいけません。妻はこれで怪我をしてしばらく包帯を巻くことしばしばです。このように書くと、我が家ではいつもロブスターを食べているような感じですが、決してそうではありません。とげで怪我をしやすく、つかむのにもとげで苦労するとお伝えしたいのです。
 セミの抜け殻の時にも書きましたが、自然の造形美、機能美は素晴らしいですね。人間が作る機械はみなこの自然のデザインを真似て作ったものだと気付かされます。我々がこの抜け殻に魅力を感じるのは、その自然の造形美の完成度の高さに感動するからではないでしょうか。この湯で上がりで残念なのは、蒸す時に邪魔になることから、途中で折った、立派な長い触覚が無いことです。
 カメラは、Canon PowerShot S60。非常に完成度の高い描写です。

by yagyu-toubei | 2008-09-26 09:42 | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 25日

ロブスター料理前

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 この島では店で魚を簡単に買うことはできません。我々が日本で手に入れるような魚の流通機構が整っていないのがその理由だと思います。魚は漁港に行って、漁師から直接買うのが、唯一の生の新鮮な魚を手に入れる手段です。新鮮といっても、日本のそれとは少し違い、氷で冷やしませんから漁師が水揚げする頃には少し色が変わり始めています。でも確かに新鮮であることには変わりないと思うのですが。でもこれだと長持ちしませんから、次の日はもう新鮮でなくなります。だから漁師はその日の水揚げはその日のうちに売りさばくか、売れるだけしか漁をしません。ですから我々外からの者にとっては、新鮮な魚を入手するのは難しいのです。
 何度も漁港に足を運び、漁師の名前を覚えて、次回の予約をしますが、それでもいき違ったりして簡単ではありません。そんなことを繰り返し、運が良ければ買えますが、魚に比べて、漁期に入ったロブスターは割りと効率よく入手できます。それでも空振りのほうが多いのですが。
 今日の写真はそうして手にしたロブスターです。大きさは約1キログラムで、これなら家族3人が満足できる身があります。刺身という手もありますが、酢醤油で頂くのが一番だと思います。今日の写真は料理前の生きている姿ですが、次回の機会には蒸しあがった写真をお見せします。
 カメラはFujiFilm FinePix F420。内蔵ストロボで撮りました。下にある皿が小さく見えますが、実はこれ、家では一番大きい皿なのです。

by yagyu-toubei | 2008-09-25 11:00 | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 24日

乾季のビーチ

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 この島は完全な熱帯気候なのですが、熱帯雨林が島の総てを被っている訳ではありません。特に北部と南部は長い間の侵食によって山が削られ、広くはありませんが、平野部を形作っています。この平野部では既に熱帯雨林ではなくなり、乾季には雨が少なくなり、乾燥したような様子を見せます。乾燥しているといっても、湿度は70%を下回ることはありません。
 平野部での一年間の降雨量は2000ミリ程度ですが、島中央部の熱帯雨林では、多いところで5000ミリにも達します。この多くの雨は、人間が木を切ってしまったところの土を洗い流し、泥として海に運びます。こうして島周辺の海岸部分は泥水に覆われたり、水の汚れから日光をさえぎり、珊瑚の成長を妨げます。よって、島周辺にはかつて栄えたと思われる珊瑚のかけらは多くあるのですが、海の中に珊瑚はほとんど見られません。
 今日の写真のピジョン公園の海岸も同様で、水中に珊瑚を見ることはできません。でも珊瑚のかけらはものすごく沢山あります。この島は現在観光開発ブームで、猛烈な勢いで山肌を削り、森を切り開いています。このつけはいつか来るのでしょうが、でも少なくとも国によって保護されている、島の32%といわれる熱帯雨林には手をつけないで欲しいものです。
 カメラはOlympus E500、とてもクリアーな画像を提供してくれます。

by yagyu-toubei | 2008-09-24 11:10 | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 23日

赤と黄色

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 この国に7つあるレインフォーレスト(熱帯雨林)トレールのうちの一つ、アバソコースに行ったのは既にお話しました。そしてその時に写した花のうちの一つ、赤いがくの綺麗な花を紹介しました。コース上で、この花の写真を撮るまでに数回この花を見かけましたが、いずれも花を付けていませんでした。ですから、赤い綺麗ながくが花びらと思っていたのです。
 そして、この写真の花を見つけ、その綺麗ながくの先に、可憐な黄色い花を見つけた時は、少し感動したほどです。花そのものは小さいのですが、写真のとおり、とても綺麗です。ここが公園の中でなく、また、栽培の方法を知っていれば持ち帰りたいと思うほど魅力的でした。
 日本でもそうですが、そうすると瞬く間に、我々が普段訪れる場所から自然の綺麗な花は姿を消すことになります。雑草のごとく沢山あるならいいのでしょうが、綺麗な花は少なく、少ないからこそ人気があるのでしょうから。
 カメラは、Panasonic Lumix LZ2。この写真、残念ながらわずかにピントが外れています。一方の手で上を覆っていた葉をよけて撮ったことから、片手接写の不安定な姿勢になったことが、手振れやピンボケの原因です。

by yagyu-toubei | 2008-09-23 10:32 | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 22日

夕暮れの投網

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 以前にもご紹介しましたが、ベネズエラはカリブ海に多くの島を持っており、その中の一つにさんご礁でできた島、ロスロケスがあります。この島には人口は分かりませんが、猟師及び観光業に従事する人々が暮らしております。印象では、この島の主な収入は観光業といった感じです。宿泊施設は、大手の資本が入っていないことから、とてもローカルな感じですが、滞在を不快に感じるほどのレベルはありません。無論この島の一番の魅力は、ホテル施設の充実ではなく、その美しい海にあります。大陸から相当離れており、回りはさんご礁に囲まれていることから、水はどこまでも透明で、波はほとんどありません。水中には様々な大きな魚が一杯、空には鳥が沢山群れています。二つの島はそれほど離れている訳ではないのですが、現在我々が住んでいる島とは様相がだいぶ違います。島の成り立ちが、火山とさんご礁でできた島の違いでしょうか。
 写真は、猟師が夕暮れに二人の娘を伴い、岸辺で小さな魚を取っているところです。鳥たちはそのおこぼれにあずかろうと周りに群れています。我々はこの獲れた魚を少し分けてもらい、それを空高く投げると、鳥たちがすかさず、とても上手に受け取ります。それが面白くて、時間を忘れて遊んでいました。
 カメラは、Canon IXY200a。今となっては懐かしいカメラです。ある時液晶が映らなくなって以来棚の中です。

by yagyu-toubei | 2008-09-22 10:25 | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 21日

水滴のある赤い花

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 この島は3日ほど前から低気圧に覆われ、毎日雨がちな日が続いています。サテライトの情報によると、この島の上空で熱帯性低気圧がハリケーンに成長しているようで、雲の形が渦のようになりつつあります。でも今のところ風はほとんどありません。
 雨の日はそれなりに写真になるのですが、でも非常に限られた条件になってしまうことから写欲は減退し、それなりの目的が無い限り、出かけてまで撮ろうという気にならなくなります。せいぜい雨上がりの合間に自宅周りの被写体を探します。今日はその典型的な被写体で、雨に濡れた赤い花です。この赤い花が咲く場所は、白い壁が背景で、そこに自身の濃い緑の葉がアクセントをつけることから、とても絵になります。通常、雨の暗い日はなかなか絵にならないのですが。
 その強烈な色の赤い花に、今まで降っていた雨の水滴がたれ、それが背後の壁の白を映し、輝いているかのように見えます。でも、残念なのはこの花の鮮やかな赤色は、どのカメラで撮ってもディテールがつぶれ気味になります。これはデジタルカメラの宿命でしょうか。
 カメラは、FujiFilm FinePix F420。小さくてかわいいカメラですが、その描写力は侮れません。それに接写にも強いのです。

by yagyu-toubei | 2008-09-21 07:05 | Trackback | Comments(0)