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カテゴリ:スナップポートレート( 540 )


2017年 11月 22日

ベリーズ 偶然の一瞬

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 中米の国ベリーズは、最大の都市が首都ではなく、1970年代に遷都によって、それまでの海岸地方から内陸部に首都が移されました。その理由は当時大きなハリケーンの襲撃を受け、海岸地方一帯が高潮などによって大きな被害を受けたことから、二度とそういったことが無いよう標高の高い内陸を選んだのです。
 しかし未だに遷都前の首都であったベリーズシティの発展は停まることなく、人口と多くの商業施設がこちらに集まっており、国際空港もベリーズシティ側にあります。
 そのベリーズシティの住宅地にあった当時の自宅から車で20分ほどの所に、街に最も近いリゾートホテルがあり、ベリーズに住み始めた頃、週末によくそこへ出かけました。ホテル周辺では野鳥によく出会えたからです。
b0132475_20185853.jpg 今日の写真はそのホテルのプールサイドで撮った2枚ですが、1枚目には背景に現地の人が写っています。もちろんこれは狙ったものではなく偶然の出来事です。
 2枚目の写真が本来の狙いですが、偶然にしろ背後に人物が入ることで写真に物語が生まれ、鑑賞者はこのシーンについて思わず色々想像することでしょう。
 でも2枚目の写真について、鑑賞者が何かを想像することは少ないと思います。せいぜいテーブル上の赤い飲み物は何だろうぐらいではないでしょうか。
 偶然に起きた一瞬の出来事。それを捕らえられるのも写真の楽しさの一つかもしれません。

b0132475_20194600.jpg 使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 


by yagyu-toubei | 2017-11-22 20:20 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 18日

日本 背景は谷汲山華厳寺の山門

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 今日の写真は昨日に続いて、谷汲山華厳寺を訪れた際に撮った3枚です。
 今日18日は朝から雨で、明日もそれほど好天が望めないことから、もしかしたら昨日の華厳寺訪問が、この秋最後の紅葉狩り日和だったのかもしれません。でもこの日は秋晴れとは程遠く陽射しが少なく寒いお天気で、どの人も冬のような装いでした。
b0132475_20261262.jpg 紅葉が終わりに近く、今後のお天気が期待できないためなのか、金曜日にもかかわらず結構な人出であったことで、いつでも気ままにポートレートスナップを撮るという訳にはいきませんでした。
 それは、やはりどうしても背景に人物が入らぬようにと配慮してしまったり、また撮影の様子を、他の人からどんな風に見られているのだろうと気にしたりしてしまいます。海外では全く気にしなかったのですが。
 1枚目の写真は、山門をくぐって境内に入り、その山門と、門の近くの美しい紅葉を背景にした場面で、陽射しはなかったのですが、逆光を意識して撮りました。
b0132475_20262947.jpg 露出は顔認識機能のおかげでドンピシャ、それにボケですが、とろけるように美しい背景となって主体を強調し、ピントはシャッター速度が低速でありながら素晴らしく先鋭です。ボディとレンズの素晴らしさが分かる1枚だと思います。
 2枚目は手前に並んだ灯篭から、山門に続く紅葉と落ち葉、人波を入れて境内の長い参道を強調しました。山間部のお寺とは思えない広さを感じます。
 3枚目は、昨日の写真とは逆の境内側から見た山門です。改めて立派な建物だと思いますし、紅葉との組み合わせは、普段は渋いお寺の風景が、この時ばかりはそのコントラストゆえに一際映えますね。
 今日の3枚はいずれも画面に山門を入れました。

b0132475_20253275.jpg 使用機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Tamron SP AF24-135 Macro。大きな写真の撮影データは、焦点距離85mm、35ミリ版換算85mm、ISO 500、F5.6、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 


by yagyu-toubei | 2017-11-18 20:28 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 13日

背景は坂道のモミジ並木

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 昨日は素晴らしい秋晴れだったのですが、今日は雲の多い陽射しが少ない日となってしまいました。昨日なら撮影日和で良かったのですがあいにく都合が悪く、今日、毎年紅葉写真のスポットとして重宝している場所に出かけました。
 そこは長い坂が続く2車線の道路の脇に植えられているモミジ並木で、正確に数えたことはないのですが、40本以上はあり、毎年美しい紅色を見せてくれます。
b0132475_20504924.jpg かつてはこのモミジ並木が道の両側にあったのですが、もう20年以上前に道路の拡張のため、西側の並木が総て切り倒されてしまいました。当時道は狭かったのですが、その並木の秋の紅葉の素晴らしかったこと、今でもあれ以上の並木は出会っていません。広い道路は地域の利便性向上になるとはいえ、本当に惜しいことだと思っています。
 さて写真はそのもみじ並木を背景にしているのですが、まだ少し早いのか葉の色が薄く、イメージと少し違います。
 難しいのは、並木の中で既に葉をほとんど落としている木もあれば、まだ緑が濃い木もあり、いつが紅葉の最良のタイミングなのかを見つけることです。幸いこの場所は自宅から近いことから、ここに通うことは問題ないのですが。
 2枚目の写真は、1枚目と同じ場所で、2日前の11日に撮ったモミジ並木です。

b0132475_20514902.jpg 使用機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Tamron SP AF24-135 Macro。大きな写真の撮影データは、焦点距離60mm、35ミリ版換算60mm、ISO 500、F5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。



by yagyu-toubei | 2017-11-13 20:53 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 04日

日本 谷汲横蔵寺の紅葉の始まり

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 先日は、自宅より標高の高い根尾の奥に位置する大須ダムの紅葉を確かめ、その美しさを存分に楽しんだのですが、平地はどうなのかと、秋の3連休の初日である昨日、自宅から車で15分ほどの所にある、揖斐川町谷汲の横蔵時に行ってきました。このお寺は紅葉が有名で、華厳寺と共に秋にはたくさんの観光客が訪れます。
 自宅庭のもみじはまだ全く色づいていないことから、それほど期待しなかったのですが、東西両方に山が迫る横蔵寺は深い谷間になっており、そのため朝晩が冷えるのか、参道や境内の何本かのもみじは既に紅葉が始まっていました。
b0132475_20573013.jpg 大きな写真は山門の直前で、背景は赤色になりきる前の黄色、オレンジ色、そしてまだ所々に緑色が残る、これはこれで美しい美しい紅葉の始まりを逆光で捉えました。
 2枚目は、1枚目と同じもみじを山門を背景に順光で撮った一枚で、現時点では横蔵寺で最も絵になるシーンかと思います。
b0132475_20574988.jpg 3枚目は参道にある石垣で、ここはもみじが並んで植えられており、ここ横蔵寺一番の見どころですが、紅葉にはまだ早く、おそらく1週間先頃から楽しめるのではないでしょうか。
 この日はやはり、混雑というほどではありませんが観光客が多く次から次へと訪れ、特に熟年の方たちが目立ちました。ここが初めての人が多いらしく、この山深いところにある寺にしては、境内の立派な建物に驚いている様子でした。

b0132475_20582788.jpg 使用機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Tamron SP AF24-135 Macro。大きな写真の撮影データは、焦点距離35mm、35ミリ版換算35mm、ISO 500、F5.6、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 それにしてもこのレンズ、タムロンの50周年記念レンズだけあって、いつも素晴らしい描写を見せてくれます。高倍率ズームでありながらその透明感と発色は素晴らしいと思います。


by yagyu-toubei | 2017-11-04 20:59 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 02日

日本 背景は紅葉の上大須ダム

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 11月に入っていよいよ秋が深まってきた感があります。
 岐阜市近郊の自宅周りは紅葉というにはまだ早いのですが、少し標高の高い本巣市根尾の奥にある上大須ダムあたりだともう始まっているのではないかと思い、今日出かけて行きました。
 上大須ダムは、通常の上流から流れてくる水を貯めて、下流でその水圧を利用して発電する方式ではなく、高低差のある大きな池を二つ作り、夜の余る深夜電力を利用して水を上の池に吸い上げ、より電力が必要な昼の時間帯に、上の池から下の池に水を流し発電する方式をとっています。
b0132475_22105110.jpg ですから、上流からの大量の水を必要としないで、いったん貯めた水を何度も再利用しますから、蒸発や漏れなどのロスをカバーできるだけの水が、下の池に流れ込めばいいわけで、水に対する効率がいいのではと思います。
 更に水を上の池に吸い上げるエネルギーは、夜の余っている電力を利用し、昼の必要時にその水を落として発電しますから、まさに電池のような役割を果たす訳で、この点でも効率がいいのではないでしょうか。これは素晴らしいアイデアだと思います。
 さてそのダム湖の紅葉ですが、既にきれいに色づいており、特に遠くの山が素晴らしいのですが、それが湖面に映り、とてもきれいでした。
 ここは一般にまだ知られていないせいか、訪れる人は少なく、その点は少し寂しいのですが、一方で人目を気にすることなく写真を思う存分撮ることができました。

b0132475_22113276.jpg 使用機材のカメラはOlympus Pen Lite E-PL3、レンズは M ZUIKO DEGITAL 14-42mm。大きな写真の撮影データは、焦点距離20mm、35ミリ版換算40mm、ISO 200、F7.1、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 


by yagyu-toubei | 2017-11-02 22:12 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 30日

背景は里山の今年最後のコスモス

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 今日の写真は今から少し前、10月9日にコスモスを名残り惜しんで撮った一枚です。
 岐阜市近郊にある自宅周辺は、根尾川の流れの両側に水田や畑などの農地が広がっており、その背後には比較的低い山が連なっていますから、最近の言葉でいう里山地方だと思います。
b0132475_20290077.jpg 作物はコメのほかに特産の富有柿の栽培が盛んで、丁度今は収穫の時期に当たり、近くにある道の駅に多く並べられ、毎日これを求めて沢山の客が訪れます。産地直売ですから品質が良く、スーパーで求めるよりだいぶ安いのではと思います。
 柿の他には今イチジクが多く並べられており、これは私の好物ですからよく買ってきます。つい最近まで梨も並んでいました。
b0132475_20292886.jpg さて写真ですが、この日は陽射しがなく、発色がいまいちなのが残念です。コスモスを撮るには、コントラストが上がり、美しい発色をする直射日光が一番です。またこの時は既にコスモスの盛りが過ぎており、多くの花が既に散っていました。
 下の2枚目は、この散歩の途中で撮った野生の花ですが、中にはこんなに立派な種類もあるのですね。背後に写っているススキが逆光で美しくぼけています。3枚目も野草ですが、とても小さなつぼみでした。

b0132475_20295567.jpg 使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Sony 70-300 SSM G 。大きな写真の撮影データは、焦点距離75mm、35ミリ版換算112mm、ISO 400、F7.1、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


by yagyu-toubei | 2017-10-30 20:31 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 26日

セントルシア 背景の遺跡の歴史

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 カリブ海の島国セントルシアについては、これまでにこのブログ上で何度もその魅力をお伝えしてきました。今日は歴史について少しお話しします。
 セントルシア島の位置はカリブ海の東の端で、北米から南米にかけて南北に延びる東インド諸島に属します。
 なぜこの南北に並ぶ一連の島々をインド諸島と呼ぶかについては、かつての大航海時代、まだアメリカ新大陸が発見されていない頃、ヨーロッパから船で西に向かえば、それまで、ヨーロッパから見て一番東にあると信じられていたインドに着くはずと思っていた船乗りたちは、到着した島々がインド周辺の島と思い込んだからだそうです。アメリカ先住民をインディアンと呼ぶのもそんな理由です。
b0132475_20241470.jpg さて、ヨーロッパによってさまざまな島々が発見されると、それらは当時の航海にとって重要な意味を持つことになります。それはヨーロッパからの長い航海や、北米と南米間を行き来する際に、東インド諸島は水などの補給或いはハリケーンを避けるために貴重な中継基地となるのです。
 こういった背景から当時覇権を争っていたイギリスとフランスが、このセントルシアをめぐって激しい領有権争いを始めました。
b0132475_20242911.jpg 特にこのセントルシアの島は、年間を通じて豊富な真水があり、ハリケーンを避けるための天然の良港があったため、大きな権益に影響するこの島の獲得をめぐり、2国間で激しい戦闘が繰り返されたのです。
 今日の写真に写っている石積みの建造物は、かつてイギリス軍が丘の頂上に造った砦で、そこにはいくつもの大砲が今でも残されています。
 現在砦などは遺跡となり、この島の貴重な観光資源として活用され、多くの観光客がここを訪れて、平和で風光明媚なカリブ海の景色を楽しんでいます。

b0132475_20251294.jpg 使用機材のカメラはNIKON CoolPix 5400 (E 5400)。大きな写真の撮影データは、焦点距離5.8mm、35ミリ版換算28mm、ISO 50、F7.1、1/279sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


by yagyu-toubei | 2017-10-26 20:26 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 23日

セントルシア 背景はイギリス軍の兵舎遺跡

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 カリブ海の島国セントルシアは、日本ではなじみが薄いのですが、欧米では有名な観光地で、12月から5月頃までの乾期のハイシーズンには沢山の観光客が訪れます。
 ここはかつてイギリスの植民地でしたから、特にイギリス人に好まれているのか、セントルシアは、日本人にとってのハワイのような存在で、彼らのあこがれの地なのです。バージンエアラインが週に何便か、ジャンボジェット機で乗り入れています。
b0132475_20574705.jpg その観光資源は、もちろんカリブ海の美しい海と、島中央部の熱帯雨林、そして世界遺産に指定されている風光明媚なピトン山周辺です。
 さて、この島の観光の中心は島北部のロドニーベイ地区で、そこにはホテル、レストラン、お店などが建ち並び、海岸はこの島で最も長いビーチになっています。
 そのビーチの終点にピジョンアイランド国立公園があり、入園は有料ですが、そこにもサンゴがあり、たくさんの魚と泳げる美しいビーチがあります。
b0132475_20580760.jpg また園内にはかつて、フランス軍と戦うために建設されたイギリス軍の施設があり、それが今は遺跡となって保存され、貴重な歴史的観光資源となっています。
 今日の写真は、島全体に散らばっている多くの遺跡の一つで、ガイドによれば兵舎として使われていたそうです。この近くにはキッチンや食堂だった建物があり、ダンスホールもあります。
 熱帯の緑の中に建つ遺跡、戦争のために造った建物とはいえ、なかなか絵になりますね。

b0132475_20583796.jpg 使用機材のカメラはNIKON CoolPix 5000 (E5000)。大きな写真の撮影データは、焦点距離11.4mm、35ミリ版換算45mm、ISO 100、F4.7、1/155sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


by yagyu-toubei | 2017-10-23 20:59 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 21日

セントルシア 背景はピジョンアイランド公園の遺跡

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 カリブ海の島国セントルシアは、面積が日本の淡路島ほどの小さな国で、人口は18万人弱、その半分以上が島の北部の狭い地域に住んでいます。
 島の北部の中心はロドニーベイ地区で、この国きっての観光地となっており、大きなヨットハーバー(マリーナ)、たくさんのホテルやお店、レストランが並んでいます。更にもう少し北に行くとゴルフ場が広がり、あちこちに欧米人の豪華な別荘が建っています。
 またこのロドニーベイには、この国で最も長いビーチがあり、ハイシーズンには外国人であふれていますが、そのビーチの端っこにピジョンアイランド国立公園があります。
b0132475_22144612.jpg 公園に入るには入場料が必要なことから、園内は比較的安全で、のんびりとトロピカルな気候と美しい海を楽しめるのですが、それに加えて、ここにはかつてイギリス軍が造った軍の施設が遺跡となって残っていますから、興味のある人にとっては、文化的な欲求も満足させてくれるかもしれません。
 今日の写真はその遺跡を背景にした一枚で、遺跡の石積みは力強いのですが、長年の風化で痛みがひどく、見るたびにこのまま朽ちてしまうのかと心配です。公園側は何とかしたいようですが、メンテナンス予算が十分ないとのことです。貴重な歴史の証拠なのですが。
 下の小さな写真は同じ遺跡を少し離れて撮った一枚です。常夏の気候と美しい緑、この中に軍の施設というのは違和感がありますが、今は平和な観光資源となっています。

b0132475_22164448.jpg 使用機材のカメラはOlympus E500に、レンズは Zuiko Digital 14-45。大きな写真の撮影データは、焦点距離32mm、35ミリ版換算64mm、ISO 100、F4.7、1/60sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 


by yagyu-toubei | 2017-10-21 22:18 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 18日

セントルシア 遺跡砦にて

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 このブログ上で10月16日にお話しした、カリブ海の島国セントルシアの話題の続きです。
 この島最大の観光地のロドニーベイ地区にあるピジョンアイランド国立公園は、かつてイギリス軍が造った軍の施設が遺跡として保存され、この国有数の観光名所となっています。
 しかし、メンテナンスの予算が十分でないのか、石積みのあちこちに痛みがみられ、遺跡が崩れかかっているのは残念です。
 その遺跡の最大の見どころが、園内の2つの丘の一方にある見張り台の砦です。非常に急峻な崖の上に建てられており、四方は低いのですが非常に厚い石壁で囲まれ、床は石畳となっています。そして一角には地下に通ずる弾薬庫かと思われる部屋があり、またその近くに水を貯めるためと思われる、井戸のような大きな穴が作られています。それらの施設を見ると、当時の砦としての機能が想像されます。
b0132475_21464179.jpg 大きな写真には、四方を囲む低い石壁と、背後に地下室用の屋根の一部が見えています。下の小さな写真は、この砦にいくつかある大きな大砲が一門写っており、写真からもこれが非常に重い物であることが想像できます。
 この重い大砲を、四方が崖のようなこの砦の上に引き上げたのですから、戦争に費やす人のエネルギーはすごいと改めて思います。
 今は、そして多分昔からも、砦からの眺めはこんなにも美しく平和な景色ですが、ここで戦争をしなくてはならなかった時代に生まれた人々を心から不憫に思います。

b0132475_21470651.jpg 使用機材のカメラはSony α100に、レンズは Sony DT18-70。大きな写真の撮影データは、焦点距離18mm、35ミリ版換算27mm、ISO 100、F10.0、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 


by yagyu-toubei | 2017-10-18 21:48 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)