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ビーチを望遠で撮る

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 通常、コンパクトカメラは35ミリ程度からの3倍ズームが多く、私がよく使う焦点域は広角よりです。コンパクトカメラの望遠域をあまり使わないのは、手振れの危険が増すことと、広角に比べて画質の点で劣るのではないかという疑問が大きいからです。手振れに関しては、望遠はもともと手振れを起こし易い上に、望遠になればなるほど開放値が暗くなることからシャッタースピードが落ち、更に危険が増します。
 しかし、画質に関しては、高級コンパクトカメラは高価な高屈折ガラスを使うことで画質の低下を防ぎ、手振れに関しては、レンズ口径を大きくしてシャッタースピードを落とさないようにしています。最近は手振れ軽減機構が組み込まれたカメラが多くなっていますが。
 今日の写真は、あまり使わない望遠域で撮ったものです。カメラはNikon CoolPix 5400。レンズの性能が高く、ボールディングがいいことからクリアーな画像が得られていいます。この場面では展望台の手すりにカメラを押し付けることで手振れを防いでいます。押し付けるものが無い時は、カメラのネックストラップを首にかけ、腕を伸ばすことでストラップをぴんと張り、この方法でで手振れを防ぎます。これは液晶モニターを備えたカメラの恩恵ですね。フイルム時代には考えられない撮影スタイルです。
by yagyu-toubei | 2008-10-09 12:04 | Trackback | Comments(0)

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