ビーチパラソル
2008年 04月 15日
この国はどのビーチも個人や法人が占有できず、ビーチは皆の共有のものと決められています。
庶民の週末の楽しみは家族や友人とビーチで地元ビールを飲み、バーべキュウーでチキンを食べることなのです。ほんと、チキンが大好きなのです。いつでもチキンです。
しかし最近の観光開発の波はこの庶民の楽しみの場所を奪いつつあるのです。これまで庶民のビーチだったものが、ある日大きなホテル建ち、そのビーチにビーチチェアーとパラソルが立ち並び、その間をボーイが飲み物を持って行き来する、欧米からの白人たちの華やかなリゾートなってしまうのです。たとえ法律でビーチは皆のものといっても、そこでドラム缶を切り抜いたローカルな七輪でチキンを焼くのは、やはり気後れするのでしょう、地元の人は来なくなり、いつの間にかそこはホテルの占有ビーチになってしまうのです。観光はこの国にとって重要な産業なのですが、これまでの楽しみを奪われるという庶民には物悲しい一面があります。
カメラはSony P8。このカメラはそれ以降のP100のような3桁シリーズとは違い、エッジがはっきりと強調され、コントラストや色のりが強い感じがします。これはこれで悪くはないのですが。でも今になって見ると現在との違いを感じます。カメラボディの質感は好きですし、当時はとても先進的な感じのするカメラでした。