ベリーズ 働き者の、Coommon Tody-Flycatcher (コモン トゥディフライキャッチャー)
2017年 09月 20日
この写真の場所は、この国最大の都市ベリーズシティから車で30分ほどの郊外にある、都市に一番近いリゾートホテルがある庭先です。
このホテルは、この国最大の川であるベリーズ川のほとりにあって広い敷地を持ち、多くの樹木が繁る緑豊かな場所であり、このホテルの敷地を含め、周辺ではたくさんの動物を見ることができます。ですから、当時ベリーズに住んでいた頃は週末にここを訪れ、野鳥などの写真を撮ることが多かったのです。
この写真のフライキャッチャーは、なぜか街中で見ることはなく、しかし少し郊外に出ればたくさん出会うことができます。私の自宅があるベリーズシティの住宅地周辺の環境は、郊外とそれほど違うとは思えないのですが、それでもこの鳥を見たことはありません。ちょっと不思議な感じがします。
全長10㎝ほどの小さなこのフライキャッチャーは、とても元気な活動的な鳥で、働き者らしくひと時もじっとしていません。その野鳥界の仕事師は、アフリカのハタオリ鳥が作るような、草で編んだ吊り巣を器用に作りますから、それを見るのもまた野鳥観察の楽しみでもあります。
使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5,6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。