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ベリーズ 電柱にどんぐりを貯める Acorn Woodpecker (エイコーン ウッドペッカー)

ベリーズ 電柱にどんぐりを貯める Acorn Woodpecker (エイコーン ウッドペッカー)_b0132475_20270081.jpg
 中米の国ベリーズには、様々な野鳥たちが生息していますが、そんな中で目立つのが人間と共に暮らす習性を持つ種類が多いということです。日本でこのような人間の暮らしの中に溶け込んでいる野鳥の代表はスズメで、彼らは人間のいないところには生息していません。
 ベリーズにも、姿かたちが日本の雀によく似た種類が国の南部地域いますが、この国最大の都市周辺では見かけません。
ベリーズ 電柱にどんぐりを貯める Acorn Woodpecker (エイコーン ウッドペッカー)_b0132475_20272237.jpg さて今日の写真の Acorn Woodpecker (エイコーン ウッドペッカー)ですが、彼らを都市部で見かけることはありませんが、地方の町や集落ではよく見かけます。そして彼らは写真にある通り、道路端に立つ電柱に巣を作り、子育てをします。彼らが電柱以外の木に巣を作るのはごくまれで、私はこれまでそれを一度しか見たことがありません。彼らにとって電柱は最適の巣材なのでしょう。ちなみにベリーズでは、電柱は総て木製です。
 彼らの巣を集落の中やその周辺にある電柱でよく見かけるのですが、人里離れた電柱では巣を見かけることはありません。彼らは何らかの理由で人の住む近くに巣を作るのです。それは天敵を避けるためだろうと想像します。
 彼らの好物については、日本名でドングリキツツキと呼ぶくらいに、彼らはドングリが大好きで、幹に小さな穴を掘ってどんぐりを貯蔵します。この写真もその作業の最中だと思います。
ベリーズ 電柱にどんぐりを貯める Acorn Woodpecker (エイコーン ウッドペッカー)_b0132475_20273868.jpg 小さな写真は、キツツキのいた電柱のすぐ近くにいたので撮った Vermilion Flycatcher (バーミリオン フライキャッチャー)ですが、おなかの鮮やかな赤色が良く目立ちますね。
 使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2017-07-18 20:35 | | Trackback | Comments(0)

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写真展示とカメラにまつわるお話


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