冬空の猛禽トビ
2017年 02月 21日
今日の写真は、抜けるような冬の青空を舞う、日本の代表的な猛禽のトビです。トビはいつも身近で、それゆえそれほど注目されませんが、いつも近くでこんなに大きな猛禽を見られるのは世界でも珍しいかもしれません。
中南米ではこの日本のトビに変わるのが、全身が真っ黒なハゲワシですが、トビに比べると姿が美しくありませんから、あまり写真に撮ろうとも思いません。
それに、トビは虫が飛び交う季節になると、空中でその虫を足で捕まえる曲芸のような狩を見ることが出来、それがなかなかの見物なのです。空を飛ぶトビたちの挙動を観察していれば、あなたもそのシーンを見られるかもしれません。
写真は岐阜市近郊の自宅近くの空で撮った二枚で、上の大きいほうはノートリミングです。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。