動かないカエル
2015年 07月 22日
今日の写真は、この中米B国のバードウオッチングで有名な、クルックドツリー野生生物保護区の中にある、あるレストランの椅子の上にいたカエルです。
この国は熱帯地方に位置し、湿地とジャングルが多く残る自然豊かな国ですが、カエルを見かける機会は、日本の夏と比べて意外と多くありません。でも同じ爬虫類でも、トカゲの仲間を見かける機会は非常に多いと言えます。
そういった普段見かけることの少ないカエルですが、見つけるとその変わった姿に興味をそそられます。この国には体の皮膚から毒を出す矢毒ガエルが生息していますから、おとなしそうなカエルでもうかつに手を出すわけにはいきません。この写真のカエルは地味な配色の体ですから、多分毒を持たない種類だと思います。
それにしてもこのカエル、椅子を動かそうが、カメラを近づけようが全く動く気配がありませんでした。人が怖くないのでしょうか。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換375mm、ISO800、F5.6、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。