今シーズン最大の群れ
2015年 07月 10日
この中米B 国の、バードウオッチングのメッカとして有名なのがクルックドツリー野生生物保護区です。ここにはいくつかの湖があり、そこが乾季になって水位が下がると国境を越えて多くの鳥たちが集まります。
水鳥だけでもその種類は多く、バラエティに富んでいるのですが、その水鳥たちと共に他の鳥たちも移動してきます。水位が最も下がる時期には、湖は見渡す限りの水鳥たちに覆われ、その壮観な景観に感動します。
しかし雨期になって雨が降り出し、水位が上がってくると水鳥たちはどこへ行ってしまうのか、姿を消し、さみしい真っ平らな湖面だけが残ります。でもこの時期、魚たちが卵を産み、自分たちを餌とする鳥たちがいない平和な湖で、新しい世代が育つのでしょう。
毎年毎年これが繰り返され、豊かな自然が維持されていくのでしょうね。この太古からの営みを人間が壊すことのないことを祈ります。
写真は、6月のクルックドツリーの湖での一枚で、このシーズンで見た最大の群れでした。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換270mm、ISO400、F9.0、1/1.600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。