背景は遺跡のアーチ
2015年 02月 22日
今日の写真は、カリブ海の島国セントルシアの、観光の中心地ともいえるロドニーベイに近いピジョンアイランド公園の中で撮った一枚です。
この写真、人物が暗い場所に位置しており、それに対して石壁のアーチ窓から入る光で背景を明るいため、人物は真っ黒に写ってしまいました。その真っ黒の人物を、撮影後の画像レタッチソフトPicasaでコントラスト調整します。
原画はLawで撮っていませんから、調整するほどに画質は落ちてゆきますが、でも何とかみられる写真になりました。ただし本来のコントラストは出ておらず、少し眠い画面になっています。
フィルム写真の頃は、自身で現像しない限りそんな調整はできなかったのですが、写真がデジタルになったおかげで、自分で撮った写真を自分の好みに、そして気軽に調節できるのは、写真を楽しむ大きなメリットの一つです。
真っ黒になった写真をここまでに明るくできるのはうれしいことで、更に、そうすることによって適正露出では得られない、コントラストが落ちたことによる柔らかい画面になっているような気がします。
カメラはSony α100に、レンズはSony DT18-70。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換67mm、ISO100、F6.3、1/125sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。