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鳥を呼ぶエサ台

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鳥を呼ぶエサ台_b0132475_12392355.jpg 中米コスタリカの観光地と言えば、大抵はエコツーを売り物にする自然公園やそれに類する自然保護区というのがお決まりです。
 その観光地のホテルの庭先や、公園の管理事務所前やゲートなどには、ほとんど総てと言っていいくらいに野鳥を誘うためのエサ台が設けられています。国立公園や自然保護区と言えども、ジャングルの中で間近に野鳥を見る機会は多くなく、またそれを写真に撮るチャンスはもっと少なくなります。
 ジャングルの森の中は、大木がうっそうと茂っていることから昼なお暗く、樹木が大きいことから被写体までが遠く、またその分枝葉に邪魔をされ、双眼鏡で姿は確認できても写真にうまく撮れることは稀なのです。
 そういった現状への気遣いからなのか、人の目につくところに野鳥のためのエサ台を置いて鳥を集め、観光客へのサービスをしているものと思います。
 こうすれば今日の写真の通り、自然では決して起こり得ないような非常に近くで様々な鳥を観察できるのです。写真はハチドリたちを集めるための、砂糖水を入れたエサ台で、この時私が見た限りでも5種類以上のハチドリが集まっていました。
 このサービスは観光客にとって、せっかく訪れた観光地から手ぶらで帰るのではなく、何種類ものハチドリを間近に見たという土産話ができ、写真が撮れるのはいいのですが、この方法には違和感を感じます。
 カメラはSony α550に、レンズはSigma 70-300 Apo。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換315mm、ISO200、F7.1、1/125sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
by yagyu-toubei | 2015-01-16 12:41 | | Trackback | Comments(0)

とことん写真

写真展示とカメラにまつわるお話


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