色を付ける雲
2014年 10月 02日
世界の自然現象は、時には猛威を振るい人類の大きな脅威になりますが、そうでない限りは大抵美しくうっとりするような景色も見せてくれます。毎日の日の出、日の入りはその例ですが、すっかり明るくなった時間でも時々変わった景色を見せてくれたりします。
それは地平までまっすぐに棒のように並ぶ不思議な雲であったり、青空を背景に巨大な入道雲は見応えがありますし、空いっぱいに広がるうろこ雲や、筋雲も見逃せない大パノラマです。
今日の写真は、そんな中でも割と珍しい雲ではないかと思います。日陰になった黒い積乱雲の上に、まるで噴水でも上がったかのような形の良い輪ができています。そしてその隣に、これを多分彩雲と呼ぶのだと思うのですが、虹のように色を付けた雲が見えます。自然は注意深く見ると本当にいろいろな発見があり、興味が尽きませんね。
この写真は、中米B国の最大都市にある自宅から、朝日が昇る東の空を撮りました。
カメラはPanasonic FX60。撮影データは、35ミリ版換算85m、ISO80、F/5.7、1/160sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。