飛び立つ群れ
2014年 08月 26日
昨日に続いて、野生生物保護区クルックドツリーの話題です。この湖を訪れる際、湖に入ってすぐの、北側が見渡せる最初の地点で車を降りて、付近や遠くの鳥の様子を確認するのですが、その地点ですでにたくさんの鳥が群れていることが分りました。遠くには、開いた時の翼長が米州大陸で最も大きいとされるジャビルが見えます。先週ここを訪れた際に聞いた公園のレンジャーの話では、60羽の集団がいたそうですが、彼らがそれかもしれません。
その最初の地点からわずかに車で移動すると小さな橋に出ます。その上からは周りの枝葉に邪魔されないため、湖の南と北を同時に見渡せるのですが、南側にもホテルの湖岸近くに群れがいることが分りました。
そこでさっそくこの群れを近くで見ようと、保護区公園管理事務所の受付を素通りしてそちらにハンドルを切りました。 群れの多くはサギとトキコウがほとんどで、水面には黒い羽のウが浮いています。
ゆっくり少しずつ近づきながら、群れの飛び立つ瞬間に身構えます。30メートルほどに近づいた瞬間に、群れの半数ほど一斉に飛び立ちました。今日の写真はその時の一枚です。鳥たちに色がないことからまるでモノクロ写真のようですね。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F9.0、1/3,200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。