背景は博物館
2014年 08月 14日
この中米B国の最大の都市はかつての首都で、カリブ海に突き出た半島にあるのですが、これが災いしてハリケーン襲来時に、時として大きな被害を出すことから、1970年代に内陸部に遷都されました。
しかし今でもこの海岸の都市は商業の中心であり、今でもいくつかの官庁関係の施設や大使館、この国唯一の国立大学の一部が残っています。その残っている施設の一つに今日の写真の、この国最大の博物館があります。
この博物館、この国の観光コースの目玉の一つとして、欧米からのクルーズ船の観光客たちが訪れる場所ですが、我々はもうすでに一年以上ここに住んでいるにも拘わらず、未だに行ったことがなかったことから、ある週末に訪れてみました。
規模は、日本の市町村の博物館より小さく、それほど広くはないのですが、展示物はなかなか興味深く、歴史を証明する写真などがあり勉強になります。中には日本から輸入された薬品の古そうな瓶があり、そこにMide in Japanの文字が読めます。
この建物はかつての刑務所を改造したのですが、ここでもかと思うほど各国で、刑務所の建物を改造した施設によく出会います。やっぱりその性格上、とても丈夫に作られていることから長持ちするのでしょうか。
カメラはFujifilm FinePix F60。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算37mm、ISO100、F5.0、1/450sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
この写真は、博物館の門を入った中庭での一枚です。ちなみにこのかつての刑務所の裏にこの国の中央銀行があります。