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背景は藤の巨木

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背景は藤の巨木_b0132475_1152398.jpg 日本各地には無数と言えるほどの神社仏閣があり、それぞれが特徴を持っています。その特徴は場所であったり、境内の建物であったり、歴史であったり、また境内の自然であったりと実に様々で、これらが日本の歴史の一部を今に伝える、この国が持つ貴重な文化遺産と言えますね。
 これら神社仏閣の境内には大抵大きな木が育っており、特に田舎に行くほど巨木や古木が多くあるように思います。これらの木は、境内の建物を建て直すときの材料として植えられているものだそうで、その建て直しの材料に使う以外に切ることはありませんから、多くの境内の木々は切り倒されることなく御神木として育ち、そうやって長く守られているのです。それらの木々の古さ、あるいは大きさがその神社仏閣の歴史や信仰の深さの一面を表すのだそうです。
 今日の写真は、岐阜県本巣市根尾神所にある春日神社の境内で撮ったもので、背景にあるのは目の高さの幹の周囲が1m以上もある市の天然記念物の藤の木です。この木を見るまで藤の木がこんなに大きく育つとは知りませんでした。この藤の木は、下の小さな写真のように、近くにある大杉の高い高い梢まで伸びて、まるで独り立ちしているように見えます。どうやってこういった形になったのか、不思議です。
 本巣市根尾にはこの他にも多くの巨木や古木などの天然記念物がたくさんありますから、大垣から延びる樽見鉄道を使って訪れてみると楽しめますし、またその途中で昔懐かしい景色に出会えたりします。
http://www.city.motosu.lg.jp/life/kyouiku/culture_asset/kinenbutu/
 カメラはSony α55に、レンズはTamuron AF18-250。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算75mm、ISO200、F/5.0、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
by yagyu-toubei | 2014-06-17 11:16 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)

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