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4月上空の Cattle Egret(キャトルイグレット)

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4月上空の Cattle Egret(キャトルイグレット)_b0132475_1292042.jpg この中米のB国最大の都市の住宅街にある自宅は、朝と晩にサギやトキなどの水鳥が上空を通過します。しかし、これには時期があり、月によって通過する数が随分と変わります。
 これまでの経験では10月から12月初めにかけて多いことが分かったのですが、これもその年の天候によって大きく左右されるようです。2012年にはたくさんの鳥を見ることができたのですが、2013年は前の年の半分も見られませんでした。
 この2年の違いは雨期に降る雨の量で、2012年は少なく、2013年は逆に非常に多くの雨があり、この国の低地にいつまでも水が残っていました。たぶんのこの水が鳥たちの移動に影響したのだろうと思います。
 今日の写真の鳥は Cattle Egret(キャトルイグレット)という小型のサギで、その名の通り牧草地帯の家畜の周りでよく見られる種類です。
 彼らがこうして朝と夕方に集団で移動するのは、思うに他の草食動物などが群れを作るように、天敵に襲われるのを警戒してのことなのでしょう。群れは通常、目指す方向を変えずにまっすぐ進むのですが、中には時々慌てふためき、方向を見失ったがごとくジグザグに飛ぶことがありますが、その様子は何かにおびえているように見えます。
 今日の写真は今年の4月に撮った一枚で、この時期には珍しく大きな群れでしたが、この日に見たのはこの一群だけでした。
 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/9.0、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
by yagyu-toubei | 2014-06-15 12:17 | | Trackback | Comments(0)

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