間近の Tricolored Heron (トゥリカラード ヘロン)
2014年 05月 07日
この中米B国の、私の自宅のあるこの国最大の都市が海岸にあることから、標高が低く、乾季になっても街中のあちこちに水があることに変わりはありません。雨季との違いは道路が冠水していないことです。
そんな自然環境ですから、自宅近くで見かける野鳥は、雨季に比べ数は多少減るものの基本的にはいつも水鳥たちを見ることができます。ですから、乾季の自宅周りの散歩でも、時には彼らが漁をする場面を観察することができます。
先日、自宅を出てすぐの、自宅に面した道路反対側の空き地側の側溝に、今日の写真の Tricolored Heron (トゥリカラード ヘロン)が漁をするために来ていました。彼はまず辺りを十分に眺め、その後に水面を見つめますが、私が近づいてもさして気にする様子がありません。
彼は水面近くに魚を見つけると、さっと走って近づき、電光石火のごとくくちばしを水面に差し込みます。狙った場所への攻撃がおそらく正確無比なのでしょう、いつも失敗することなく、小型ですが魚をくわえ取り、すぐに飲み込み、また次の獲物に近づくといった漁を繰り返していました。野生生物たちの能力にはいつも脱帽です。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。