子育てのVermilion Flycatcher (バーミリオン フライキャッチャー)
2014年 05月 02日
この中米のB国で、5月1日のメーデーの休日は雲がどんよりと垂れ込め、この乾季に入って最も蒸し暑い日となりました。そんな中、この国でバードウオッチングで最も有名な湖に行ったのですが、やはり水位は下がっておらず、湖面に群れるはずの鳥はいません。
水鳥以外の鳥を見るためにも湖畔を歩くのですが、雲間から差し込む太陽は肌を焦がし、風が止まると不快この上なく、首筋や背中を汗が伝います。この暑い中、前回ここで珍しい鳥を見たことから2週続けて訪れたのですが、残念ながら今日は見当たりません。
その代わりと言う訳ではないのですが、道端に巣を作り、子育てをしている Vermilion Flycatcher (バーミリオン フライキャッチャー)を見つけました。その巣は、なんと道路端の垣根の、背の高さほどの杭の上で、そのすぐそばを人が通り過ぎるのですが。ここでは鳥が人間を信頼しているのですね。
写真は3メートル程からの距離から撮ったもので、メスの親鳥と、まだ産毛が生え始めたばかりの雛が写っています。小さな写真は、別の場面の雛をトリミングしたもので、かわいいと言うか醜いと言うのか意見が分かれそうですが、元気に育ってほしいと思うのは誰もが願うことだと思います。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。