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マヤ遺跡のトロゴン

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マヤ遺跡のトロゴン_b0132475_3286100.jpg この中米のB国は、多くの観光資源を持っていますが、それはまだ十分に生かされていません。代表的なものは、無数の珊瑚礁の島々が並ぶ美しいカリブ海、深い熱帯のジャングル、そこにたたずむマヤの遺跡、そして広く低い土地が作る多くの湿原です。これらの資源はまだまだ開発の段階で、これからの発展が楽しみです。ただし自然との調和を大事にした方向で進めてもらいたいものです。
 その大事な観光資源の一つであるマヤ遺跡で、この国の最大の都市に最も近いのがアルツンハです。この国はカメラをぶら下げて気軽に歩ける場所が少ないことから、自宅から1時間弱のこの遺跡に週末良く出かけます。
 この遺跡周辺は、かつて深いジャングルだたのでしょうが、道から見る限り、その面影をわずかに留めているに過ぎません。それでも遺跡公園周りは、形だけでも密林の状態を残していることから、野鳥も多く見られます。それら、ここでこれまで見た様々な鳥の中に、トロゴンもいたのですが、まだ一回しか見ていませんでした。
 先週末、いつものようにこの遺跡公園を歩いていると、樹上からさえずりが聞こえます。過去にどこかで聞いているのですが、どの鳥なのか思い出せません。慎重にさえずりの方向を探すと、そこにはトロゴンがいて、さえずりを続けています。そうかこのさえずりはトロゴンだったのかと、このとき思い出しました。我々とトロゴンの距離は非常に近かったため、刺激しないようにゆっくりカメラを向け、シャッターを切りました。今日の写真はそのときの一枚です。
 これは Black-headed Trogon のメスだと思うのですが、でも普通、メスはさえずらないと思うのですが。
 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300です。撮影データは、35ミリ版換算450m、ISO400、F/5.6、1/160sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。
by yagyu-toubei | 2013-09-01 03:42 | | Trackback | Comments(0)

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