大きな獲物
2013年 08月 27日
昨日に続いて、自宅近所での話題です。
この中米B国の、最大の都市の住宅街に自宅がありますが、最大の都市といっても周りは自然が豊かです。その理由は、基本的に人口が少ないため人の密度が低く、また、この都市のある土地の標高が低いことから、開発できない湿地が多いからだろうと思います。
市内のあちこちに、水につかった湿地が多く見られ、また、一部の住宅街には運河があり、表は道路、裏は水路といった贅沢?な環境の場所がありますが、運河は、土地の盛り土を得るために、必要に迫られて作られているといった感じです。
そんな自宅近所に、売り地の看板が立っている湿地があり、普段、水田のように浅い水があるのですが、大雨の後は池のような沼地になってしまいます。
先日の日曜日、大雨が上がった晴れた午後にここを散歩したとき、チドリ、コサギ、シラサギ、ノーザンジャカナたちが、近くを人が通るのも気にせず、沼の中で餌を探していました。
その中のシラサギが、何か大きな黒い物を口にくわえています。しかし距離があったことから、それが何かは肉眼では見えません。すかさずカメラを取り出し、シラサギにピントを合わせ数枚撮りました。後にこれをモニターで確認したところ、それは口に入りきらないような大きな魚でした。
シラサギがこの時点でいた場所は、最も水の少ない土手のようなところでしたから、この場所で獲ったのではなく、多分、この敷地内のもっと水の深い所でゲットし、ここに運んできたのだろうと思います。それにしても、乾季には極端に数位の下がるこの場所に、こんな大物がいるとは驚きです。もしかしたら、昨日のこともあり、ワニもいるかもしれません。それにしても、この大きな魚を苦もなく飲み込むサギはたいしたものですね。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300です。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。