集中するササゴイ
2013年 07月 10日
今日の鳥は、昨日に続いてササゴイです。この中米B国の、最大の都市の住宅地にある自宅周辺を散歩すると、必ず複数羽を見かける、この辺りでは最も普通の野鳥です。この鳥を多く見かける理由は、数が多いことはもちろんですが、彼らは人間を恐れることなく、非常に我々に近いところで生活しているからだろうと思います。
このグリーンへロンを見かけるときは、大抵、猟に専念している場面で、この写真撮影のときも、道路と家の間の側溝に架かる橋から水面をじっと見つめていました。こういったときは、あまりに漁に集中しているせいか、かなり近付いてもこちらのことは全く眼中にないかのようです。
ただ、彼が居る板の上は、眼下の水面から少なくとも50Cmはあるのですが、その高さから魚を捕らえるには、首を伸ばしただけでは届かず、飛び込む必要があります。彼はかカワセミのごとくダイブするつもりなのでしょうか。それを知りたくてじっと観察していたのですが、彼はまんじりともせず、私が途中であきらめました。
ところで、我々人間は口であろうと、また手であろうと生きている魚を、道具を使わず獲るのは絶対に無理ですが、野生の鳥たちは一瞬の早業で、生きて泳いでいる魚を、なんとくちばしでくわえて捕らえます。その技、すごいですよね。すごいとしか言いようがありません。
カメラはSonyα55に、レンズはMinolta AF100-300Apo。撮影データは、ISO400、F6.3、1/640sでした。上の写真、クリックして更に大きく見ることが出来ます 。