Canon Power-shot S80
2013年 05月 14日
今日の話題のカメラは、昨日に続いてCanon です。キャノンは一眼レフと共に、実に多くのコンパクトカメラを発売しており、キャノネットから始まるフィルムカメラ時代から、現在のデジタルまで、常に市場をリードし続けています。
現在の同社のコンパクトカメラシリーズは、Power-shotとIXYの2つに分けられ、そのどちらも常に人気の高い機種を発売していますが、どちらかといえばIXYは小型機種路線で、明らかに女性もターゲットにしています。
一方のPower-shot シリーズは、小型化をあまり追求せず、どちらかといえば画質優先のような機種が多く見られます。そのPower-shot シリーズの中には、これまたいくつものシリーズがあり、それらがS、A、Gなどです。
今日のご紹介機種は、性能ばかりの追及でなく、携帯性も考慮したSシリーズで、中でもこのS80はシリーズ史上最後の大型機種です。なんか大型なのか小型なのか分からなくなってきましたが、とにかくこのS80の後には、ぐっと小型化されたS90が登場します。
その最後の大型SシリーズのS80は、先代からスライドレンズバリアーは引き継いでいるものの、それまでのいかにも金属の塊といった感じから、ぐっとソフトでプラスチック然とし、正面はテカテカした外観に変わりました。これが成功したのかどうかは知りませんが、雑誌のコマーシャルが良かったせいで私は買ってしまいました。写りはS70から進化していると感じましたが、最後までこのボディの質感をなぜか好きになれず、それほど愛着の沸く機種となりませんでした。
写真は、カリブ海の島国セントルシアの、昨日と同じ、遺跡のあるピジョン公園です。昨日の写真と比べると、背景に空が入り込み、逆光気味ですがその影響はわずかで、発色、コントラスト、グラデーションともコンパクトカメラで撮ったとは思えないほどで、さすがに大柄なSシリーズと感心します。撮影データは焦点距離が35ミリ判で50m、絞りはF3.5 Sスピードは1/60で、ISOは分かりません。
カメラはCanon Power-shot S80。このカメラを写したカメラはFujiFilm FinePix F200EXR。