Canon Power-shot S60
2013年 03月 19日
先日このブログで、Canon Power-shot S70のお話をした際に、少しだけ今日の写真のS60に触れました。内容は、S70に比べて画素数が小さい分だけ画質がいいのではないかと個人的には思ったことです。
その画質の優劣に白黒つけるのはとても難しいことで、多分に個人の好みの問題があると思います。確かに機材を駆使したテストをすれば、解像力とかコントラスト、逆行性能は測れるのですが、レンズの味や立体感のような感覚的なものの測定は簡単ではありません。それは実写テストの上で判断するしかないのだろうと思います。
今日のこのS60で撮る写真の、色や空気感が気に入っており、しばらく使ううちにセンサーが故障した際にはメーカーに送り、修理してもらったほどです。無償でしたが。
このS60の後には、先にお知らせしたとおり、S70、S80と入手し、使ったのですが、このS60ほどには愛着がわきませんでした。もちろん新製品ほど光学性能、センサー性能は向上しているのでしょうが、味という点ではS60に及ばなかったのではないかと思っています。
下の作例写真は、逆光ですが、うまい具合に、背景が壁で暗くなったことで画質の低下を免れてれており、こういった場面だとこのレンズの性能がいかん無く活かされるれると思います。ただいつも気をつけているのは、レンズにフードが無いことから、カメラを構える場所は、必ず直射日光の当らない日陰にしています。