荒れない粒子
2012年 07月 25日
カリブ海の南の島国セントルシアでは、一年を通じて常に原色の花に囲まれています。代表的なのが、ブーゲンビリア、ハイビスカス、そして今日の写真の背景になっているフランボイヤ。乾季の中ごろから咲くのですが、開花している期間が長く、また数が多いことからこの島の代表的な花となっています。
写真は、木漏れ日に浮かぶフランボイヤの花の前での記念写真ですが、人物は逆光になっているため露出が難しく、カメラ任せであったことから人物の顔が黒くなってしまいました。それをPicasaで調整し、何とか見られる記念写真に仕上げました。
この写真を撮った頃に登場したFujifilmのカメラは、この作例のように、写真を撮った後に調整しても粒子はそれほど荒れなかったのですが、なぜか現在の同社のカメラはその点において後退しているような印象を受けます。
カメラはFujifilm FinePix F440。小さくてかわいらしいこのカメラ、いつも手元に置いておきたいと思わせる一台です。