灼熱の花
2012年 07月 15日
カリブ海に浮かぶ南の島では、乾季の後半に、木いっぱいに赤い花をつけるフランボイヤが咲きます。この日本名火炎樹は大木になり、大きな木になっても、毎年変わらず木一杯に花をつけます。またその花の咲いている期間が長く、日本のすぐに散る桜と違って長い期間、開花を楽しむことが出来、またそれだけ写真にする機会は増えます。
この花は、ある程度標高の高い、気候の涼しいところでも育ち、花は咲くのですが、咲き方が見事なのはやはり、標高の低い暑い地方です。日差しの強い太陽の下で、額に汗をにじませながらながめるこのフランボイヤは、いつまでも脳裏に焼きつくような印象の強い熱帯の花です。
カメラはFujifilm FinePix F420。小型ながら、とてもよく写る名機だと思います。