鵜飼の地
2012年 06月 21日
先日、古い家並みが残る美濃市を紹介しました。この他に、岐阜県には古い家はあるのですが、それらがまとまって町並みを作っている通りはそんなに多くありません。同県でもっとも有名なのが馬込、妻籠のある中山道でしょうか。
現代となっては、このような古い町並みは非常に貴重な観光資源で、一年を通じて人が訪れる、他では得られない資源となっています。これは海外においても同様で、南米では、コロニアル時代(スペインやポルトガル統治時代)に作られた町並みが残る所は人気で、いつも観光客があふれています。
昨日訪れた岐阜市の長良川沿いには、小規模ながらも古い町並みが残っており、地域ぐるみでこれの保存に勤めているようです。その古い町並みに加えてここの観光資源としての強みは、夏に行われる鵜飼舟の発着所になっていることです。
大きな写真は、長良川と、そこに浮かぶ鵜飼見物のための屋形船で、対岸には都ホテルと県営競技場が見えています。下の小さな写真は屋形船の乗船券売り場です。建物はこの地に合わせたデザインとなっています。
カメラはSony Cybe-rshot R1。