ジャングルの遺跡
2011年 10月 29日
この中米の国コスタリカにはメキシコやグアテマラを中心としたマヤやアステカ、ペルーを中心としたインカのような古代文明は無いと思っていました。実際、そんな世界に知らしめるような大きな、あるいは凝った文明は見つかっていません。でも、やはりこの地にも文明の跡は残っています。以前、この国で発見される、ほぼ完璧な球体をした石が見つかっていることをお知らせしましたが、今日お知らせするのはそれとは別の文明なのかもしれません。
写真の遺跡は国の中央部にあり、カリブ海沿岸と、国の中央部を南北に走る山脈のある高地の中間地点にあり、この両方の地の交易の場所としての機能を持った都市ではなかったかと、ガイドは説明していました。上の大きな写真は、都市中心部を背後の丘の上から見たもので、下の小さな写真は都市中心部から離れた場所にある石造です。この石像の石は楔(くさび)を打ち込んだかのように、地下2メートルの深さまで埋まっているそうです。
カメラはSony α550に、レンズはDT18-200。