雨上がりの巣
2011年 09月 02日
日本の自宅庭の垣根にサザンカが植わっています。今は夏ですから花は着いていませんが、その代わりに多くのクモの巣が張られています。晴れた日のクモの巣は垣根の緑を損ない、汚く見えます。このクモの巣、何度取り除いても、すぐにまた張られてしまい、全くのいたちごっこです。
この汚いクモの巣ですが、雨上がりは少し様子が変わります。雨水が水滴となって糸に残り、これをマクロレンズで近づいてみると、とっても幻想的な風景が現れます。水滴となった透明な水玉が巣の周りをシャンデリアのごとく飾り、汚かった巣が全く別のおとぎの国の、妖精の家のように見えます。マクロレンズは面白いですね。
カメラはSonyα550に、レンズはTokina ATX 100mm macroです。