パンダの変装
2011年 08月 23日
この中米の国の、バードウオッチングで有名な谷で見られるのは、昨日ご紹介した有名なケツアールだけではありません。普段ではなかなか見られない様々な野鳥を観察することが出来ます。
それを反映してか、今回の訪問で知ったのですが、バードウオッチャーの中には、一日で何種類の鳥を見つけるかのゲームをする団体もあるそうです。それは団員が見つけるのではなく、その団体のガイドが団員と賭けをするのだそうです。それがガイドの報酬に反映するとか。どの世界にも賭けはあるのですね。
今日の写真は、この谷で見つけたキツツキの仲間です。とても体色のコントラストの強い鳥で、遠くからでも良く目立ちます。まるでパンダが変装しているような印象です。以前キツツキの仲間は習性に適したように足が発達していると書きましたが、今日のこの写真でお分かりの通り、他の鳥とは指の配置が違います。反った幹にも張り付けるようになっており、前側二本、後ろ側二本の指で幹をしっかりつかみます。
カメラはSonyα550に、レンズはSigma AF70-300 APO DGです。