遠くからの赤い屋根の教会
2011年 01月 11日
普段見慣れている風景でも角度を変えたり、時間を変えたり、レンズの焦点距離を変えたりするだけで違った印象が生まれます。角度を変えれば主題の周りにある建物で前景が大きく変わり、それが主題を引き立てたり、逆に主題を目立たなくするようなマイナス要因になったりもします。
例えば、古風な教会の前景に現代的でモダンな建物がある場合、その時代的なコントラストで主題が引き立ちますが、前景に教会よりも更に目を引くような視覚的魅力のある古建築がある場合はそちらに注意を引かれ、主題がかすみます。
今日の写真は散歩道にある見慣れた赤い屋根の教会ですが、こうしていつも撮る時と角度を変え、レンズを望遠にしてみると印象が随分変わりますね。
カメラはSony Cyber-Shot P200。このカメラのレンズは優秀だと思います。