森を育てる雨と霧
2011年 01月 04日
この中米の国コスタリカで、年末に訪れた高地の谷間は、到着したその日の午後は、今日の写真のような霧に覆われ、ついには雨が降り出しました。午前はからりと晴れ渡っていたのですが。この地方は、雨季は勿論、乾季の季節でもおそらく毎日この様な天気なのだろうと想像されます。
森は大木が生い茂り、地表も低木で覆われ、また立ち木には様々なエアープラントが着生しています。そのエアープラントは首都や近辺で見る種類以外に、コケのように幹の表面を覆うもの、枝に雪が積もったかのように見える白いもの、ひもを長く垂らしたように見えるものまで本当に様々です。毎日のように降る雨や霧が、これらの緑を、ひいては森を育てているのでしょうね。
下の小さな写真は、ロッヂの庭に咲いていたかわいい花で、雨に濡れて更に可憐に、新鮮に見えました。
カメラはSony α700に、Sigma AF APO DG 70-300。