美しい家並み
2010年 04月 16日
この中米の国コスタリカに到着したばかりの頃は、街並みや家並みの印象はよくありませんでした。まず第一に、やりすぎではないかと思えるほどの、鉄格子による防犯対策があることと、屋根はしゃれたズペイン瓦でなく、トタン葺きであることが原因だとお思います。
しかし、どちらも必要に応じて施されたもので、それをとやかく言うことはないのですが、外観はよくありません。そんな中で、今日の写真の家は、とても質の高い建築で、この街の品格を上げているような気がします。
家はその機能を最低限に果たせば、それ以上のものは要らないという人にとっては何の意味もないことですが、しかし、こういった美的意識によって出来た集合体が、その街なり地域社会、更には国の文化の度合いや品格を表わすのでないでしょうか。
カメラはSony Cyber-Shot P200。とてもクリヤーに写ります。