高倍率ズームレンズで捉えた鷹
2010年 04月 04日
先日、この国コスタリカで初めて出かけたリゾート地で撮った、鷹の写真を紹介しました。今日の写真はその鷹が、逆光光線であった屋根から、近くにあったパームツリーに飛び移り、その枝の上で鳴いている場面です。光線がほぼ順光に変わり、体の細かい部分が良く見えます。
今日はその鷹の話でなく、それを写し撮ったカメラの話題です。カメラは前回と同じく、Sony α100に、レンズは高倍率ズームのDT18-200で、この鷹を撮ったときのズーム位置は望遠側の最大値でした。35mm版に直せば300ミリとなります。
このレンズを購入した当時、旅行に便利程度にか考えておらず、その性能に多くの期待はありませんでした。大体広角の28ミリから望遠300ミリまで、10倍を越える画角領域を1本で済ませるレンズなど、画質がいいはずがないというのが私の認識でした。
ところがどうでしょう、この写真。ピントに多少の甘さは感じますが、300ミリの望遠域であるにも拘らず、この描写は見事です。無論レンズだけでなく、撮像素子や手振れ補正も高性能であると思うのですが、技術の進歩はすごいと思います。このボディとレンズは既に古いにも拘らず。
ちなみに撮影データは、F6.3、1/320s、ISO250で、撮影時に、カメラを持つ手を近くの壁に押し付けてシャッターを切りました。