幻の巨大魚
2009年 01月 26日
これまで何度も、自宅タウンハウスの船着場を紹介してきました。そこにはこの集合住宅に船でアプローチするために桟橋が作られており、自家用のヨットや船を係留できるようになっています。この桟橋のあるヨットハーバーはこのカリブの周辺国で随一の規模を誇る大きなマリーナになっており、ハーバー全体の面積はこの国の首都よりも広いと思われるほどです。
このハーバーは内部は広いのですが、海との連絡口は1箇所で、ハーバー内の水の循環はよくありません。ですからいつも濁っており、透明度はせいぜい40センチほどです。でも水面近くを群れで泳ぐ魚がおり、船着場でよく目にします。以前このブログでも写真を紹介しました。
以前、その魚の群れを何気なく見ていた時に、視線の片隅に信じられないような大きな魚が見えました。その魚が並外れて大きかったことから一瞬目の錯覚かと思ったほどです。
昨日の朝、その魚を偶然写真に撮ることが出来ました。いつものようにカメラを構え、水面の魚たちを撮っていた時に、自分のいる桟橋の足下から現れたのです。すかさずカメラを向けシャッターを押したのですが、ピントが合うまでシャッターが下りず、そこから2メートルほど先でその姿を捕えました。大きさは比べるものが無いことから確実ではないのですが、1メートルはあると思います。こんな汚そうなハーバーでも大物はいるんですね。大物でもこの水では釣る気はしませんが。
カメラはNikon Cool Pix 5000。じっくり撮るにはいいカメラです。