雨の境内
2009年 01月 01日
どのような風景でも写真になるのですが、それを写真として価値があるかどうかを決めるのは、勿論人それぞれです。
由緒ある神社仏閣の桜や紅葉は誰でも撮りたくなる、美しいと感じる風景の典型だと思います。でもいつもその写真になりやすい風景があるわけでなく、その美しい風景の期間は短いのが現実です。なかでも、特に真冬の、それも雪のない風景で、絵になる被写体を探すのが結構難しいのです。どうやって真冬の寒さや厳しさを表現するのか、それをどうやって絵として作り上げるのか。でも、その難しさが写真の面白さですが。
今日の写真は季節感よりも、日本建築や風景の寂しさ、暗さが強く出ているようです。それは意図しなかったのですが。
カメラはSony α100。レンズはキットものですが、なかなかの描写です。