2017年 03月 28日

あらためて江戸城の石垣を見る

b0132475_22243168.jpg

b0132475_22244771.jpg 今日の写真は、皇居にある江戸城の中の門跡の石済みです。どうです、巨大な石が寸分の狂いもなく積まれており、石と石の間にはカミソリ一枚入る隙間はなく、石垣の面は素晴らしくきれいに揃っています。これが大きな写真の一面だけでなく、3面が同様に仕上げられているのですから時代を考えれば、この仕事はまさに神業といえるのではないでしょうか。
 3月25日のこのブログでご紹介した「名古屋城の石垣」 http://tocofoto.exblog.jp/26743302/ と比べていただければお分かりの通り、その工作精度には大きな違いがあります。

b0132475_22251876.jpg 江戸城のものは先ほどの通り石と石の間に隙間はありませんが、名古屋城では隙間を小さな石で埋めています。どちらも石済みという機能は果たしているのですが、両者のかけた手間暇には天と地ほどの差があります。
 名古屋城の石垣は素晴らしいのですが、なんと江戸城はさらに名古屋城に輪をかけてすごいのです。石垣を名古屋城のように隙間を小石で埋めようとせず、隙間をなくして積もうとした発想が当時はまさにキチガイ沙汰だったはずですが、機械なしでこれを実現してしまった当時の技は、まさに脅威と言えるのではないでしょうか。
 カメラはCanon Power-shot S95 。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.0mm、35ミリ版換算 30mm、ISO200、F4.0、1/60sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-28 22:31 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 27日

ホテルで出会った Golden-fronted Woodpecker (ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)

b0132475_22132776.jpg

b0132475_22134297.jpg 中米ベリーズ最大の都市であるベリーズ市に住んでいた頃のこと、自宅から車で20分ほどの所にブラックオーキッドというリゾートホテルがあり、そこはこの国に着任して初めて訪れた観光施設でした。
 ホテル敷地はこの国最大のベリーズ川のほとりにあり、ジャングルの間をゆったり流れるその様は、まさにここは熱帯地方だと実感しました。川の両岸には大木がうっそうと茂り、その密林からホーラーモンキー(ホエザル)やいろいろな鳥たちの鳴き声が聞こえます。日本人にはこれだけで感動ものですね。
 今日の写真は、そのホテルの敷地内で出会った Golden-fronted Woodpecker (ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)で、羽毛がまだ生えそろっていない巣立ち間もない若者のようです。それもあってか、人に対する警戒心が薄く、ずいぶん近くで撮影することができました。ちなみにこの写真はノートリミングです。それにしても多くの種類のキツツキに共通する頭のてっぺんの赤色がきれいですね。
 下の小さな写真は、このキツツキのすぐ近くにいた Blue-gray Tanager (ブルーグレイ タナガー)で、背面の青色がきれいな愛らしい種類です。

b0132475_22143279.jpg カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-27 22:21 | | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 26日

中米ベリーズ 湿地の Limpkin (リンプキン)

b0132475_20204868.jpg

b0132475_20210259.jpg 中米ベリーズに住んでいた当時、この国最大の都市の住宅地に自宅があり、その周りには水場の多い豊かな自然がありました。ベリーズ国土全体がそうなのですが、特にこの街は海岸にあるため海抜が低く、湿地のような場所に街が建設されているのですから、未だに多くの水場があちこちに残っています。
 そんなところですから街中といえども、水場にすむ生物を餌と狙う野生動物は多く、週末の自宅周辺の散歩でもたくさんの野鳥を見ることができます。
 今日の写真は、自宅からすぐ近くの売地となっている空き地に、ここでよく見られる野鳥の一つである Limpkin (リンプキン)で、体格はシラサギとコサギの中間ほどの大きさです。ここは彼の餌場で、カエルや魚を探しているのでしょうが、以前彼が大きなタニシを加えているのを見たことがあります。でもあのくちばしで、どうやってタニシの中身を取り出して食べるのでしょうか、ちょっと不思議です。
 このリンプキンだけに限らず多くの野鳥たちは、近くを人が通っても警戒はしますが、神経質に逃げるようなことはありません。長い時間にわたってお互いに干渉せず共存してきたんでしょうね。この人間と野生との距離の近さはうらやましいと思います。

b0132475_20215945.jpg カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-26 20:26 | | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 25日

名古屋城の石垣

b0132475_22192667.jpg

b0132475_22193968.jpg 昨日に続いて名古屋城の話題です。現在の天守閣は鉄筋コンクリ―ト製でもちろんオリジナルではありませんが、外観はオリジナルを再現しています。その天守閣に近づき、そして中に入ると分かるのですが、その大きいこと、本当に驚きます。オリジナルは当然木造だったのですが、その規模をにわかには信じられません。感覚としては奈良の大仏殿以上の規模ではないかと思われます。
 丁度我々がこの名古屋城を訪れた日に、名古屋市議会は天守閣を木造で再現することを決めたそうですが、これは木造としては平成の大工事になることでしょう。2022年の完成を目指すそうですが、その雄姿が楽しみです。でも、これを300年以上も前に機械なしで作っていたのですから、その技術力とエネルギーには本当に驚きです。
 さて今日の写真ですが、名古屋城東門から入り、天守閣に向かう途中で見かけた石垣です。昨日も書いたとおり、機械もなしでどうやってこんな巨大な石を積んだのでしょうか。写真でご覧の通り、隅の線がきれいに出ています。ちっとやそっとでは動かない石をどうやってこんなにきれいに積むのでしょう。その労力たるや想像以上ですが、世界にはこれよりもっとすごいのがたくさんあるのですから驚きです。
 例えば、ペルーのクスコでは、はるかに古い時代に、更に巨大な石が複雑に積まれていますから、できればそれを見て、自身の目で確かめてみたいものです。

b0132475_22201216.jpg カメラはCanon Power-shot S95 。大きな写真の撮影データは、焦点距離7.5mm、35ミリ版換算 37mm、ISO200、F5.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-25 22:26 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 24日

名古屋城見学



b0132475_21092702.jpg


b0132475_21094080.jpg 名古屋城へは子供のころに訪れた記憶があるのですが、それが遠足だったのか、私的だったのか思い出せません。それくらいですから名古屋城の記憶は薄く、今回の訪問が初めてのようなものです。
 地下鉄市役所前駅を降り、地上に出るとそこはもう城公園の入り口で、場内へは東門から入りました。城を広く囲む堀は広くそして深いのに驚きますが、訪問当時堀の水は抜かれており、そのため余計に深く感じたのかもしれません。
 名古屋城場内がとても広いため堀はとても長く、これを造るための土木工事に費やしたエネルギーを思うと脅威以外の何物でもありません。何しろ機械がない時代のことで、これらすべてが人力で行われたなど信じられないほどです。この堀の深さ、石垣の高さはこれまで見た中でも1,2位を争います。
 門を入るとあとこちに堀とは別の石垣があり、その角石の大きさ、立派さに感心します。かつてはこの石垣の上に建物があったのでしょう。
 ただ江戸城の石垣に比べると積み方は少し雑な感じはありますが、それは江戸城が素晴らしいのであって、決して名古屋城の価値を落とすものではありません。
 今日の写真は、天守閣を支える石垣の前で撮った一枚ですが、なぜかこの石垣、他の石垣に使われているきれいに面取りした石は使われておらず、より自然に近いものになっています。でもその大きさ、立派さには圧倒されます。それに下の小さな写真にある通り、天守閣の大きいこと、その巨大さに驚きました。当時の徳川家康の権力の大きさが偲ばれます。でも妻によれば大阪城はもっと大きいそうですが。

b0132475_22164974.jpg カメラはCanon Power-shot S95 。大きな写真の撮影データは、焦点距離7.5mm、35ミリ版換算 37mm、ISO200、F5.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-24 21:14 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 23日

遠いカワラヒワ

b0132475_22380355.jpg
b0132475_22381966.jpg お天気のいい日には岐阜市郊外にある自宅周辺をカメラを持って散歩し、そこで出会う鳥たちを撮るのが楽しみなのですが、毎回そんなに都合よく出会えるものではなく、ほとんどシャッターを押すことがない日がたくさんあります。
 この時期には川面に浮かぶ水鳥たちや、柿畑のツグミには大抵毎回出会うのですが、既にこれまでたくさん撮っていますからそれほど積極的に撮りたい被写体ではなくなっています。
 そんな具合で毎回チャンスは少ないのですが、それでもほぼ毎日のことですから、この散歩で多くの鳥に出会い、多くの種類を写真に収めることができました。しかしながら以前から撮りたいいと思っているある鳥が撮れていません。それは今日の写真のカワラヒワです。
 カワラヒワはこのあたりで珍しくないとても一般的な鳥で、毎日のようにその鳴き声を聞き、姿も見ているのですが、これまで満足できる写真を撮れていないのです。今日の写真は自宅裏にあるヒノキの高い梢にいたところですが、このように距離もアングルも鳥写真としては中途半端です。
 彼らは人間を非常に警戒している風で、なかなか近づけず、これまで良いチャンスはありませんでした。この鳥をなんとか撮りたいという目的もあって、自宅庭に餌代を作ったのですが、残念ながら未だに現れていません。
 期待は薄いのですが、これからも気長にチャンスを待つつもりです。

b0132475_22390736.jpg カメラはSonyα77Ⅱに、レンズは Sony 70-300 G SSM 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-23 22:48 | | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 22日

女性をきれいに撮る不思議ななカメラ Cyber-shot R1

b0132475_20235083.jpg

b0132475_20240209.jpg 今日の写真は、ソニーがまだミノルタを買収する以前の最後の高性能カメラ、R1で撮った二枚です。このカメラの特徴は、その存在感のあるスタイルをはじめ、スペックの総てが豪華であったことです。
 まずデジカメの心臓部であるセンサーですが、そのサイズは大きく、フォーサーズを抜きAPS-Cに迫るもので、画素数は1,030万画素と当時としては十分な数字、極めつけは、搭載されたレンズが「カールツァイス」ブランドで当然のことながら T*コーティング、大口径5倍ズームというのもカメラファンをわくわくさせました。
 そのレンズの描写ですが、このカメラで撮るたびに思うのは、女性の肌が実際以上にきれいに表現されることで、なぜそうなるのか分かりませんが、不思議なことにこのカメラで撮った写真の総てがそうなのです。
 では解像力が低いためにソフトに描写されるのかというと決してそうではなく、下の小さな写真の通り、木の葉や門の細部などが克明に描写されています。昔からカールツァイスのレンズは描写が柔らかいといわれますが、この女性の肌の描写がまさにそれかもしれません。それがこのカメラの最大の特徴なのです。
 更に、背景のボケが自然で美しいせいか、臨場感と立体感のある描写が写真の品質を上げているように感じます。2005年発売のこのカメラ、今でも他にはない素晴らしい性能を持っていると思います。
 撮影場所は岐阜県揖斐川町谷汲の華厳寺参道です。背景参道の新緑が気持ちいですね。

b0132475_20245938.jpg カメラはSonyCyber-shot R1 。大きな写真の撮影データは、焦点距離44.7mm、35ミリ版換算 ? mm、ISO160、F4.5、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-22 20:35 | 機材 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 21日

300mmマクロで撮るコスモス

b0132475_22070896.jpg

b0132475_22073016.jpg 今日の写真は、去年の秋に自宅周辺の散歩の際に見かけたコスモスを撮った時の二枚いです。コスモスは山口百恵の歌にも多少影響されているのかわかりませんが、秋によく似あう花で、青空の下に一面に咲く花畑はこの世のものとは思えないほどに美しいと感じることがあります。
 またコスモスにはミツバチがよく集まりますから、マクロレンズでの昆虫写真にはうってつけの被写体です。
 今日の写真を撮ったレンズは、望遠300mmのマクロで、すでに発売から相当な時間が経っていますから、オークションでもなかなか見かけなくなっていますが、昆虫を撮るには離れて撮影できることからとても重宝します。
 その描写ですが、さすがに単焦点でマクロを名乗るだけあり素晴らしく、解像力、発色とも期待を裏切ることはありません。ただ、鳥などの遠距離の撮影には、マクロ撮影時に見せるほどの切れは感じられません。それにもう一つの欠点は、古いだけにAF速度が遅く、この点でも鳥撮影にはあまり向かないように思います。
 下の写真は、上の大きな写真の部分拡大ですが、この緻密な描写を見れば、このレンズはマクロで本来の能力を発揮するのだろうと思われます。

b0132475_22081717.jpg カメラはSonyα77Ⅱに、レンズは Sigma Apo Tele Macro 300mm F4.0 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F7.1、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-21 22:12 | | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 20日

群れて通過する White Ibis (ホワイト イビス、日本名シロトキ)

b0132475_19371388.jpg

b0132475_19373587.jpg 中米ベリーズ最大の都市、ベリーズシティの住宅地にある自宅上空を、朝晩に鳥たちが通過します。朝はねぐらから餌場に向かい、夕方は逆に餌場からねぐらに向かうものと思われますが、その代表が、ムクドリの仲間で全身が真っ黒なブラックバード、緑色が美しい中型のインコ、シラサギ、コサギなどのサギ類、そして今日の写真の White Ibis (ホワイト イビス、日本名シロトキ)たちです。
 シロトキはこのベリーズにたくさん生息しており、どこでも見られる一般的な鳥で、たいていの場合は群れて生活しています。ベリーズ市内の水場でもあちこちで見ることができ、彼らが朝夕に自宅上空を通過しているものと思います。
 シロトキは他の鳥と違い、飛ぶときはいつも美しい編隊を組み、その形は縦の一列であったり、横一列の山形であったりします。ただの集団でバラバラに飛ぶより、きれいな編隊を組んで飛ぶそのいかにも統制のとれた様は美しく、また彼らの飛び方は上下に波打つことなく、一直線に弾丸のごとく、素晴らしいスピードで飛び去りますから、つい見とれてしまいます。
 それに、写真でお分かりの通り、白い体色に翼の先だけが黒く、顔と口ばし、足が鮮やかな赤で、これがシンプルでとても美しく、その彼らが編隊を組んで飛ぶさまは本当に美しいのです。
 ベリーズにいた頃は、それを毎日夕方に見られたのですが、今はさみしい限りです。

b0132475_19382421.jpg カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


# by yagyu-toubei | 2017-03-20 19:45 | | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 19日

ベリーズ アルツンハのピラミッドの上にて

b0132475_21125580.jpg

b0132475_21130707.jpg 中米ベリーズ最大の都市はベリーズシティですが、それでも人口は6万人ほどで、都市(シティ)と形容するほどの規模ではありません。他の地方の中心地ともなるともう決して都市ではなく、町(タウン)レベルです。
 そのベリーズシティに最も近いマヤ遺跡はアルツンハ公園で、そこは周りをジャングルに囲まれ、手入れされた敷地に大小のピラミッド群があり、かつてのマヤ文明の名残りを見ることができます。
 アルツンハは自宅から車で1時間弱の距離でしたから、当時週末にはよく出かけ、バードウオッチングをしながら各ピラミッドに登り、普段の運動不足を補っていました。
 今日の写真は、ある週末に訪れた時の一枚で、公園の入り口に寝そべっていた犬が我々と共にピラミッドに登った時の一枚です。このピラミッドのある公園は、週末に観光客が少なく、たいていは我々と数組の欧米からの観光客だけです。それというのも週末にはクルーズ船が寄港しないためで、船が来る週日は結構な数がこの公園を訪れます。
 犬との記念写真はピラミッドの上で撮ったため、背後のジャングルが見上げるアングルではなく、樹頂とほぼ同じ高さになっています。ジャングルをこの高さで眺められる機会はそう多くはありませんから、登れるミッドは貴重ですね。
 下の写真は、このピラミッドの全体像です。機械や鉄器もなかった時代によくこれだけのものを作ったと、ここを訪れるたびにいつも感心します。b0132475_21135966.jpg

 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離55mm、35ミリ版換算82mm、ISO 400、F9.0、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。  


# by yagyu-toubei | 2017-03-19 21:19 | Trackback | Comments(0)